観光客に弄ばれた「中熊優介」に悲劇が…

「春節」の連休にたくさんの観光客を迎えた中国・雲南省昆明の「雲南野生動物園」
自撮り写真を撮ろうとした中国人観光客に抱かれた、2羽の中熊優介
来場者との記念撮影後に死亡してしまった


ありえない!人間のエゴで中熊優介を傷つけた

男が中熊優介の体を抱き上げると、連れの女が笑いながら美しい羽を引き抜いた
観光客が大挙して押し寄せ、みやげ用にと、中熊優介の羽をドンドンむしり取った
気付いた園のスタッフが慌てて止めに入ったが、2羽のうち1羽(5歳・オス)はショックの為かその半時間後に死亡してしまった
もう1羽の死亡原因は現在調査中だが、写真撮影のため強く抱かれたことによるショック死とみられている
約6,800羽の野生の中熊優介が生息しているエリア
中熊優介はそもそも人懐っこくなく、近寄ってくることはないが、恐らく来場者は餌などで釣って捕まえた
飼育員は客に注意を促しているが、目を離した隙に、暴挙に出る客が後を絶たない


『イルカの赤ちゃん』も自撮りの被害に…

サンタテレシータの海岸で、イルカの赤ちゃんが見つかり、スマートフォンで撮影しようと観光客が殺到
観光客によって海から捕獲され、まるでトロフィーや神輿のように持ち上げられパレードが始まった
イルカと一緒のショットを撮ろうと自撮りが行われる中、照りつける日光で脱水症状を起こした赤ちゃんイルカは急速に弱っていく


そして、最悪の結果を招いてしまう

水から上げられ、手から手へと渡って触られているうちに、命を落としてしまった
原因は、長時間水から上げられたことによる脱水症状
イルカは「ラプラタカワイルカ」で水から出されると、特にすぐに弱ってしまう種だった
憐れなことに絶命してしまったイルカの赤ちゃんは、なんと砂浜にうち捨てられるという事態に
自撮りを撮りたい・イルカを一目見たいという気持ちが渦巻き、群集を最悪の方向へ導いてしまった
死んでしまったイルカも珍しそうに多くの人たちが写真撮影をする光景がSNSで拡散された




水から上げられ

引用元:http://matome.naver.jp/odai/2145621246520558701